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妊娠による症状とは?(2) [お腹の痛みと場所]

■ 妊娠による症状とは?(2)


子供の成長に伴って、おへその辺りを中心にお腹が大きくなっていく妊娠。見た目の異変以上に、ふくらみや体調変化による痛みがおこります。今回も、妊娠に関する症状です。


・下腹部の痛みと胃痛と腰痛

妊娠すると、まず、子宮の収縮や拡大が起こります。この子宮の収縮は、腹部の痛みの原因となります。また、子宮が大きくなることでお腹の、ほかの臓器にも変化をもたらします。周囲の器官を圧迫するので、膀胱・胃腸・恥骨などに障害がおこりますし、腰にも負担がかかります。

妊娠によるホルモンは、恥骨や骨盤の関節がゆるみやすくなるといった影響も与えます。こうしたことも、恥骨痛・腰痛を生じやすくする要因となるのです。子宮が大きくなることは、「お腹の張り・胃もたれ・腰痛・恥骨の痛み・頻尿・尿漏れ・便秘」といった様々な障害を引き起こすわけですね。


○ 下腹部の痛みの特徴

妊娠時のお腹の痛みは、「生理痛のよう」と一般に表現されてます。
痛み方はさまざまで、「チクチク痛む」「シクシクとした痛み」「ズキズキとした鈍痛」などありますが、それそれ、生理のときに感じているのと同じ痛みということでしょう。こればかりは、ご本人にしかわかりません。

部位としては、子宮のあたりが痛むケースが多いようです。受精卵が着床した時に痛みが生じるように感じられることから、俗に「着床痛」とも呼ばれています。お腹では、受精卵が子宮内膜に着床しているわかですが、この際、絨毛という組織が子宮を傷つけて出血や痛みが生じるケースもあります。これは、月経様出血・着床出血などと言われてます。


ところで。

こうした妊娠初期の腹痛は、自然な身体の変化によって生じるもの。なので、痛み自体を心配する必要はありません。

だからと言って、安心もできません。痛みのある時期にからだやこころに大きな負担がかかると、流産や異常妊娠の恐れがあるからです。生理痛のような下腹部痛を感じたなら、日常生活の動作をゆっくり行うなど、できるだけ安静を心がけるべきです。


・流産防止の5か条

 激しい運動をしない
 疲れやストレスを溜めない
 おなかに力を入れる作業や動作はしない
 階段の昇り降りはなるべく減らす
 腹を揺らす動作も減らす


いつまでも痛みがおさまらなかったり、我慢できないほどの激しい痛みを感じたなら、すぐに産婦人科を受診してください。


○ 便秘や下痢


妊娠すると女性ホルモンが分泌されます。ホルモンの変化によって自律神経のバランスが崩れやすくなり、腸の運動も鈍ります。子宮による腸の圧迫も加わることから、便秘になりやすくなります。人によっては逆に下痢の症状を示すこともあります。

そうした便秘などの症状は、しばらくすると自然におさまります。しかし便秘は、肌荒れ・頭痛・肩こりなどを、下痢は脱水症状などを引き起こします。できる限りの予防策や緩和策を行ってください。妊娠初期の段階で解消しておけば、それだけ苦労が減るというものです。

タグ:痛み 妊娠
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男性も下腹部(下っ腹)に痛みや違和感を感じますが、とくに女性はより多くの病気や症状を抱えてます。 腰痛鈍痛や張り、左下や右側。原因は便秘によるガス(おなら)の溜まりすぎのや下痢といった日常的なことや、妊娠初期のおめでたい話しだけではありません。子宮や卵巣にまつわるガンや重い虫垂炎などもいるいろ考えられるのです。生理のとき多すぎる出血、吐き気や頻尿、血便や腰痛など。中にはあまり関係のない症状がじつは下腹部の異常がもたらしているこもあります。

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